集団女性暴行初公判
 アパートの空き部屋に女性を誘い込み、集団でわいせつな行為をしたとして、集団強姦(ごうかん)致傷の罪に問われた、いずれも市内の塗装工で田中芳典(23)、戸田好普(20)、数間敏行(22)の三被告の初公判が十三日、地裁(飯渕進裁判長)であった。

 罪状認否で田中、戸田の両被告は起訴事実を認めたが、数間被告は「今日、お話しすることはできません」と認否を留保し、同被告の公判は分離されることになった。

 起訴状などによると、三人は他の少年ら四人と共謀して五月三日夜、市内のアパートの空き室で、県内の女性店員を取り囲むなどして脅迫。約五時間半にわたって、集団でわいせつな行為をしたほか、軽傷を負わせたとされる。